令和５年４月より業務に携わってまいりました、「高遠町総合支所建設工事」が無事に竣工し、6月30日に開庁式が執り行われました。
新しい庁舎の外観は、城下町である高遠の町並みに調和するよう白壁、瓦屋根として蔵をモチーフにしています。
内装は伊那市産のアカマツやヒノキ、桜、栗、杉など６種類の木材を使用し、ぬくもりのある空間になっています。カウンター装飾の一部になっている、異なる木目の角材を組み合わせたモザイク調の装飾は、ワークショップに参加してくださった市民の方々に作っていただいたものです。
また、災害時の防災拠点としても活用される新庁舎には、太陽光発電設備や蓄電池を備えてあり、通常時は電力を自家消費し、災害時などには７２時間対応で発電が可能になります。
この庁舎が地域に根ざし、利用者の方々の暮らしを支える場として、末永く親しまれることを願っております。
