







KOA開発生産棟は、世界トップクラスのシェアを誇る電子部品メーカーKOA株式会社の研究開発機能と生産機能を集約した新たな拠点です。技術革新の加速と事業成長を支える施設として計画され、研究・開発・生産が一体となった効率的な環境づくりを目指して整備されました。
計画にあたっては、環境配慮と事業継続性を両立することを重視しました。太陽光発電設備や高効率機器の採用、外皮性能の向上などにより省エネルギー化を図るとともに、災害時にも事業を継続できるBCP対策を積極的に取り入れています。また、研究開発部門と生産部門を有機的につなぐ動線計画により、業務効率と連携強化を実現しました。
建物内部には、地域産木材や自然素材を活用した温かみのある空間を取り入れ、研究者や従業員が快適に働ける環境を整備しています。エントランスやホールには企業の技術力やブランドイメージを表現するデザインを採用し、来訪者を迎える象徴的な空間としています。
さらに、伊那谷の豊かな自然環境との調和にも配慮し、大きな眺望を活かした開放的な計画としました。地域に根差しながら世界へ挑戦する企業の姿勢を建築で表現し、新たな価値創造を支える拠点づくりを目指しています。
KOA開発生産棟は、最先端技術の研究開発と持続可能なものづくりを支える施設として、企業の未来を担う重要な拠点となっています。