









SEM新工場は、精密技術・光学技術・エレクトロニクス技術を融合した製品開発を行う企業の新たな生産拠点として計画されました。設計開発から製造、組立までを一体的に行う企業特性を踏まえ、部門間の連携を促進する空間づくりを目指しました。
施設は大きく「開発部門」と「製造部門」の二つの機能で構成され、それぞれを明確にゾーニングしながらも、有機的につながる設計としました。製造エリアには吹抜け空間と天井クレーンを備え、多様なサイズの製品に対応できる柔軟な生産環境を実現しました。
一方、2階には設計室や会議室を配置し、開発業務に集中できる環境を整備しました。会議室や執務スペースからは製造エリアを見渡すことができ、開発と製造の距離を縮めることで、迅速な意思決定や品質向上につながる空間構成としております。
また、建物中央の吹抜けホールには自然光を取り込み、来訪者を迎える企業の顔としての役割を果たしています。社員同士のコミュニケーションを促進するとともに、企業の先進性や技術力を感じられる空間を目指しました。
外観は企業のコーポレートカラーを取り入れ、精密機器メーカーらしいシャープで洗練されたデザインを採用しました。研究開発機能と生産機能を融合し、企業の成長を支える次世代型ファクトリーを実現いたしました。