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設計実績 blue quad hotel 諏訪

建物名称
blue quad hotel 諏訪
発注者
株式会社マリモソーシャルソリューションズ 様
所在地
長野県諏訪市沖田町
用途・テーマ
宿泊施設
構造・階数
S造・平屋
延床面積
816.61 ㎡

地域資源を活かした土地活用コンテナホテル計画

都市部への人口集中が進む一方で、地方では空き地や未利用地の活用、観光需要への対応が大きな課題となっています。本計画は、その課題解決の一つとして注目されるコンテナホテルを活用し、諏訪市の未利用地に新たな宿泊拠点を創出するプロジェクトとして計画されました。

コンテナホテルは短工期かつ低コストで整備できる特徴を持ちながら、独立した客室による高いプライバシー性と防音性を確保できる宿泊施設です。本施設では観光客だけでなく、出張者や長期滞在者など多様な利用者ニーズに対応できるホテルを目指しました。

計画地は諏訪市沖田町の主要道路沿いに位置し、駐車場から各客室へ直接アクセスできるレイアウトとしています。客室は限られた床面積の中でも快適性を最大限に高めるため、洗面台を独立配置し、水回りをコンパクトにまとめました。また、冷蔵庫や電子レンジなど長期滞在に必要な設備を造作家具と一体的に計画し、機能性と省スペース性を両立しています。

客室は利用目的に応じて複数タイプを用意しました。ビジネス利用向けのコンパクトな客室から、観光客や家族連れに対応する広めの客室まで整備し、多様な宿泊スタイルを受け入れられる構成としています。さらに一部客室にはミニキッチンを設け、長期滞在時の利便性向上を図りました。

内装デザインは白を基調としながら木質素材をアクセントとして採用し、シンプルで温かみのある空間を演出しています。コンテナ建築特有の無機質な印象を抑え、ホテルとしての快適性と居住性を高めました。

blue quad hotel 諏訪は、地域の未利用地を有効活用しながら新たな宿泊需要を創出する施設として整備されました。観光客やビジネス利用者の受け皿となるだけでなく、地域経済の活性化や交流人口の拡大にも寄与する、新しい地方型宿泊施設のモデルとなっています。

設計実績一覧