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エーデルこまがね 施設長 福澤亘様
伊那地域で初めてのケアハウス。福祉施設の実績と経験が豊富な城取設計に依頼。私たちの想いをくみ取ってひとつひとつ丁寧に対応してくれました。

地盤が悪く、杭を113本打ち込んで強化

エーデルこまがねがオープンしたのは2004年のことでした。約2年の準備期間を経て営業を開始したのですが、伊那地域では初めてのケアハウスということで、どのような工夫をすれば入居者の方が喜んでくれるのか? と、何もかも手探り状態で、福祉関係の仕事を多く手がけている城取設計に依頼をすることになりました。
お風呂の大きさ一つ取っても、私共にはどれくらいの広さにすればいいか、見当も付きませんでした。男性と女性のお風呂の広さの比率など、細かな部分までアドバイスをお願いして、話し合いながら設計を進めていきました。
ちなみにアドバイスに従って最終的には男性3:女性7の割合に決まったのですが、城取設計の担当者(井上)の予想通り女性の利用者の方が多く、男性にも女性にもご満足いただける広さになったと思っています。
お風呂以外でも、経験に基づいた適切なアドバイスをしてくださったので、スムーズに進めていくことができたと思っています。
この地域は地盤が悪く、かなりの強化が必要だったようで、杭を113本も打ち込んだことは私もよく覚えています。しかし、城取設計には構造を専門に担当している設計士の方もいて、井上さんと密に連絡を取りながら作業をしてくれたので、私共としては安心してお任せすることができました。

海華丸 入り口

厳しいことでもどんどん言う社風が浸透

大広間おかげさまで、オープンしてからは常に入居希望者がいっぱいの状態が続いています。
都心から移住する方も多く、先日は福井県からお見えになった方が何回も視察をした上で入居を決めてくださいました。入居者の方が口を揃えて言うのは「山を見渡すことができる景色は最高ですね」というお言葉です。5階から埋まっていくことを考えても、建物から見える景色に癒される方が多いことが分かります。
室内は、空間を広く採ってあるので、スタッフの方からも「気持ちよく働ける」と言われます。特にロビーは広くて、開放感があるので、初めてお見えになった方も、くつろいだ表情
で中に入ってこられます。室内の雰囲気がいいと、自然と居住者の方や働く人の心が安らぐもので、ロビーの植木や庭の草花の手入れを進んでしてくれる居住者の方もいらっしゃいますし、スタッフも自ら進んで掃除をしてくれています。
居住者の方にとっては終の棲家になる可能性もある場所ですから、リラックスできる環境を整えてくれたことに感謝しています。

やり甲斐があると様々な図面を用意

海華丸 玄関最後になりますが、担当してくださった井上さんは、まじめでよく気が付く設計士だと思いました。これまで申し上げてきたような私たちの思いを事前にくみ取ってくれて、その上で小さなことでも一つひとつ丁寧に対応してくださいました。
経験豊かで、さらにそれだけに飽きたらず、様々な工夫をしてくれる城取設計に依頼をして、心から良かったと思っています。

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