






南箕輪村立南部小学校は、豊かな自然環境の中で、子どもたちが主体的に学び、互いに支え合いながら成長できる教育環境を目指して計画された小学校です。学校は単なる学習の場ではなく、地域とのつながりを育み、子どもたちの豊かな人間性を育てる場として設計をしてまいりました。
計画では、多様な学習形態に対応できるよう、教室とワークスペースのつながりを重視しました。
可動間仕切りを採用することで、学年や授業内容に応じた柔軟な空間利用を可能とし、学びの幅を広げています。また、学年間のつながりを生み出す空間構成により、上級生と下級生が自然に交流できる環境を整えました。
校舎内には木の温もりを感じられる素材を取り入れ、子どもたちが安心して過ごせる落ち着いた空間を創出しました。教室だけでなく、廊下やワークスペースにも居場所となるベンチやコーナーを設けることで、多様な活動や交流が生まれる環境づくりを行っています。
また、地域住民も利用できる開かれた学校を目指し、学校と地域をゆるやかにつなぐ計画としました。子どもたちの学びの場であると同時に、地域の人々が集い、交流できる拠点としての役割も担っています。
自然環境と調和した校舎と、子どもたちの成長を支える柔軟な学習環境により、地域に愛されながら未来を担う子どもたちを育む学校となっています。