








道の駅「歌舞伎の里 大鹿」は、地域の特産品や観光資源を発信するとともに、住民と来訪者が交流する拠点として計画された施設です。歴史ある秋葉街道沿いに位置し、大鹿村の魅力を広く伝える玄関口としての役割を担っています。
施設内には特産品や農産物、日用品の販売スペースに加え、大鹿村の名物である山塩やジビエを活かしたレストランを設置しました。また、特産品加工施設を併設することで、地域産業の振興と情報発信を支える複合施設として計画しました。
建築デザインにおいては、国の重要無形民俗文化財である「大鹿歌舞伎」をモチーフとして採用しました。施設内の演出やサイン計画に歌舞伎の要素を取り入れることで、訪れた人が地域文化に自然と触れられる空間づくりを行いました。施設中央の通り抜け空間には映像演出を設け、地域の歴史や文化を体感できる仕掛けとしています。
外観は歴史ある街道沿いの景観に配慮し、落ち着いた和の趣を感じるデザインとしました。地元産カラマツ材を活用し、木の温もりを感じられる空間とすることで、地域らしさを建築として表現しています。
地域の文化、産業、人々を結び付ける交流拠点として、大鹿村の魅力を未来へ発信する施設を実現しました。